TANINO CRISCI(タニノ・クリスチ)研究所

イタリアの革製品のブランド タニノ・クリスチ(TANINO CRISCI)の靴の不思議な美しさについての研究です。間違いが多いので直しています。
サイトの案内はこちらです

経営状況

2012年10月04日

フィレンツェに店なかったそうです

twitterで知り合った靴愛好家の櫻さんが先月の下旬にイタリアを旅行なさった時のことです。
 
「櫻‏@~フィレンツェにもローマにもタニノクリスティはなかった・・・・・・・

とのことでした。
 
去年の記事でイタリアの新聞社のサイトをたまたま検索していて見つけその中にTANINO CRISCIの店が出店準備中で近日開店みたいなことが書いてありました。でもそう簡単にはいかないようです。


Google+に公式ページとして2012年5月15日に開設されたものがあります。元の公式サイトのURLのwww.taninocrisci.comもここに転送されます。

【2013年11月追記】
5月15日の投稿に対するコメントへの返信で経営状態についての説明が書かれています。

内容について機械翻訳を参考にして解読してみると…

Gaetano Crisci 2013/10/07

(内輪の話だが)それは少し長く悲しい話だ。

ブランド名は 2007年にオリジナルのTCが多角経営の韓国企業に買収されたときに誕生した新TCの会社の債務不履行により失われた。

 
高級手作り靴の生産の知識はほとんど全て元の会社と新会社の両方で長年働いた家族や古参の職人たちの手の中にのみある。

 
TC社は主に以下のの理由のため売却された。

TCは可能な最高の製品を目指して非常に大きな生産コストでイタリアで全工程を製造していた。

イタリアの課税はクレイジーでイタリアの国内産業を促進せず結果として海外生産に変更する選択につながる。

いくつかのイタリアの会社は規制の穴を利用して生産完了だけをイタリアで行いイタリア製として表示している。我々はその方法を採りたくなかった。

TCは長年にわたり収入を最大化するための販売網を自社で持たなかった。

高級品生産の重い費用を許してきた。」

なんかよく分からないけれどこんなカンジですかね…


タニノ・クリスチの破綻について企業経営の問題としてとらえるのもなんか違うかなあと思います。騎士道精神に基づいて
「生きるか死ぬかの問題ではない。名誉の問題である」
そんな風に考えたいです。



2011年12月16日

廃業してはいないようですね

前回の記事で新聞の記事の中にTANINO CRISCI社の経営再建について書かれていると思われる部分があるというお話をしました。イタリア語なのでよくわからない部分もありますが…

その後 Facebookに参加しTANINO CRISCIの社員の人と交流を持つことができました。働いている人がいるということは会社があるということですよね。何か教えてもらえないかなあと思ったのですが働いている人の立場で考えるとそんな話はしたくないでしょうし実際問題としてよくわからないでしょうね。ウオールへの書き込みは政治不信を匂わすものも多く見られますしヨーロッパ諸国の現状を考えると言わずもがなの部分も多いでしょうから。

私自身のことを考えてみるとこれまで仕事の面でうまく行かないことが多かった訳でそんなときにどんな気持ちだったかなと思い出しました。それで調査の対象ではなく友人として楽しむことにしました。やはり共通項がある人とは趣味嗜好が合うものだなあと感じますね。

さきほどもう一つ会社の存続を表している出来事がありました。以前の記事で靴を買いに行ってついでにいろいろと教えてもらったアメ横のイタリヤーノ店長さんのブログで今週の土曜日にTANINO CRISCIの靴が入荷という予告がありました。

ということは製造がおこなわれているということですよね。これまでおぼろげに掴んでいる情報では輸出はしないという方針のようでしたがイタリヤーノさんは長年の取引だそうですので別枠でしょうか。

まだちょっとよくわからない部分もありますので土曜の入荷待ちですね。その時点でもう少し詳しい状況もわかるのではないでしょうか。


2011年10月17日

TANINO CRISCI再建計画進行中かな

タニノ・クリスチー社の経営状態について検索していてこのような記事を見つけました
Tornabuoni, la rendita va in saldo

機械翻訳による日本語版はこちらです

2011年10月2日付の『CORRIERE FIORENTINO』という新聞のサイトの記事です。フィレンツェのトルナブォーニ通りのテナント料が下がってブランドショップが出店しやすくなったというようなニュースです。自動翻訳では細かい点がよく解りませんがこの記事の中ほどにタニノ・クリスチーの事も書かれています。簡単にまとめてみますと…

タニノ・クリスチーは間もなく閉店するが新しい合弁会社によって再開する準備ができている。フェラガモ本店の前のヴェルサーチのあった場所に出店する。

間違っているかもしれませんがそのように読み取れないこともないかなと…

Tornabuoni
ここの事ですね。とても素敵なところです

ところでこの新聞はどんななんでしょうか。東スポ的だったら困るし。ウィキペディアによると現在あるイタリアの全国紙の中で最も古い『コリエーレ・デラ・セラ(Corriere della Sera)』のフィレンツェ版です。ですから内容的には信頼できるでしょう。

詳しいことはよく解りませんがとりあえずはタニノ・クリスチーが廃業することはないみたいです。よかったです

詳しい情報をお持ちの方あるいはイタリア語が翻訳できる方がいらっしゃいましたらコメントをお願いします。


2012年10月4日追記
現地情報が入りました。
こちらです

2011年09月14日

TANINO CRISCI社 事業継続困難

2011年9月14日

気がかりな点もあるのでよく調べましたところ昨日の記事に書いたことは間違いでした。すいません

image
la Provincia PAVESE というサイトにTANINO CRISCIについての記事があるのを発見しました。地方新聞社のサイトのようです(”Tanino Crisci"で絞り込むと見つけやすいです)。残念ながら事実上の倒産状態であり廃業の可能性も高いことがわかりました(原文のリストの次にGoogle翻訳のリンクも書いてあります)。

2011/7/16
Crisci, il dramma dei lavoratori ancora senza paga

2011/6/21
Crisci, ancora braccio di ferro fra sindacati e tribunale

2011/5/27
Crisci, si decide sul futuro dei lavoratori

2011/5/18
Fonderia in crisi a Montebello

2011/5/7
Crisci, ancora un filo di speranza

2011/5/6
«Nulla da temere sulla vendita»

5/6 (2)
Crisci verso il fallimento

2011/4/28
Crisci in affitto per non sparire

2011/2/5
Crisci, ci sono gli acquirenti

2010/12/12
Crisci, trattativa in dirittura

2010/3/11
Ultimo atto alla Tanino Crisci In mobilità i 39 dipendenti
Vertenza sindacale a Casteggio


下記はgoogleの翻訳機能による日本語表示です。
2011年7月16日の記事

2011年6月21日の記事

2011年5月27日の記事

2011年5月18日の記事

2011年5月7日の記事

2011年5月6日の記事

5月6日の記事その2

2011年4月28日の記事

2011年2月5日の記事

2010年12月12日の記事

2010年3月11日の記事

イタリア語は全くできません。機械翻訳を頼りにしてなんとなくわかったことは…
・自力再建は断念.
・裁判所の管理下に.
・裁判所の判断は….
・雇用を守る.
・保護すべき伝統工芸.
・清算はしない.
・買収による救済を目指す.
・買い手は現れたが交渉は難航.
・労使関係の悪化.
・楽観視できない状況.

昨日は経営再建が進んでいると思い込んでいました。お詫びして訂正します。 すいません かなり厳しい状態ですね。義理も人情もあったもんじゃないでしょう

自動翻訳は英語に置き換えた文章も合わせて見るとよりわかりやすい気がします。日本語だと文法が違いすぎてうまく組み立てられないのでしょう。

このような状況ですしイタリアへお買い物に行かれる方はあらかじめ問い合わせてからお出かけになるのがよさそうです。
タニノクリスチーのイタリアの店舗の連絡先はこちらで調べられます↓
http://www.taninocrisci.it/contact.html

【追記】
この件についてコメントをいただきました

2011年9月15日現在営業しているのは日本の直営店3店舗のみだそうです。
日本のショップリストはこちらから↓
http://www.taninocrisci.jp/shop_kanto.htm
(大阪店は「関西エリア」を選択してください)

【追記2】
2011年10月11日 営業しているのは三越日本橋店のみとなりました。
くわしくはこちらの天童 大人さんのブログ『UNIVERSAL VOICE』でどうぞ。 




うまく解決してくれるといいんですけど…こういう事って意外と多いみたいですから何とかなることにしておきましょう。愛好家の中には€5,000,000ぐらいならお小遣いのうちという大富豪もいらっしゃると思います。「どうぞお使いください」とか言ってポ~ン!と出してくれたりして

それはさておき今回も想像が多いので情報をお持ちの方にはコメントしていただけるとうれしいです。よろしくお願いいます

【追記3】
10月17日
経営状態について新たにわかったことがありますので記事を追加しました。
こちらからどうぞ

2011年09月13日

TANINO CRISCI リストラ断行

先日の記事「TANINO CRISCI 廃業?倒産?」の続きです

タニノ・クリスチーの経営状況について検索してやっと見つけたのがこのビデオです。アップロード日は2010年3月14日です

労働問題が起きているような感じはわかるのですがイタリア語はさっぱりなので詳しいことは全くわかりませんでした

しつこく検索していると地獄に仏とはまさにこのこと イタリアにお住いでフリーライターをなさっている 堂 剛さんのサイトを発見

ツヨシのイタリア生活日記ブログ

お気軽に質問をということでしたのでメールすると翌日にはもうお返事いただきました。ありがとうございました 取材・翻訳・通訳などの注文も受け付け中とのことです。

上のビデオを見てもらいました。内容を要約すると
・非公式会見ですが
・会社経営を維持するために海外での販売は中止
・減産のため39名を契約終了前に解雇

ニュースも調べてくれたそうですが一件も見つからなかったそうです。

ビデオの投稿は約一年半前の2010年3月です。タイトルは「TANINO CRISCI in Mobilita」でBingで翻訳したところ移転したのだとわかりました かなり大きな工場なので減産に対応した経費削減のため小さいところに引っ越したのかなと想像しています(これは違うかな…)

ところが2010年の夏には日本の直営店でパターンオーダー会が開かれています【参考記事】輸出は中止というリストラ策に一貫性がないことがなんとなく気になります

先日の記事に頂いたコメントなどによる現地情報も合わせて整理してみますと

2010年3月 39名の解雇 工場移転?.
2010年8月下旬 日本でパターンオーダー会.
2010年11月 ローマ店 在庫処分セール中.
2011年3月上旬 ローマ店 数日前から閉店中.
2011年 春 フィレンツェ店 在庫処分セール中.
2011年 夏 カステッジョ訪問 工場及びアウトレット再開のめどなし.
2011年7月 パリ店 在庫処分セール中.

観光情報を調べてみますとミラノ店・フィレンツェ店は営業しているようです。 
ミラノ観光Q ショッピング
フィレンツェ観光Q ショッピング

ローマ観光Qもあって調べてみると出ていませんでした。閉店のため削除されたのか元から出ていなかったのかはわかりませんがサイトの雰囲気から考えると調査や更新はしっかり行われているように見えます。

このようにまとめてみて考えますと廃業ではなくリストラが進んでいるようです。工業経営的に普通に考えるとあまりにも大規模な生産縮小は経営上不利益が多いように感じます。それで廃業とか倒産とか憶測を生むのでしょう。もしもそういった問題があれば少しはニュースになっているのではないでしょうか。

9月14日追記
すいません 上記は間違いでした
倒産に関するニュースを見つけましたので記事を追加しました

こちらへどうぞ



タニノ・クリスチーはこだわりの品質や芸術性の高さといった哲学のある製品ですのでたくさん作ってもその分儲かるとは言えないと思います。事業規模を縮小すると経営が好転する可能性もあるでしょう

このような状況ですし私の想像も多いのでイタリアへお買い物に行かれる方はあらかじめ問い合わせてからお出かけになるのがよさそうです。

タニノクリスチーのイタリアの店舗の連絡先はこちらで調べられます↓
http://www.taninocrisci.it/contact.html


mil_019行ってみた~い。飛行機代は一番安くても往復で100,000円以上か。うまく行っても15時間ぐらいかかりますね。死んだらやだなあ



10月17日
経営状態について新たにわかったことがありますので記事を追加しました
こちらからどうぞ

2011年08月21日

TANINO CRISCI 廃業?倒産?

2011年8月21日

このサイトへのアクセス解析を見ると「タニノクリスチー 廃業 倒産」といった検索語句がかなり上位に…。私の店の廃業の事を書いた記事に引っ掛ってくるみたいです。気になって検索してみますとこんなブログが

『富豪記者ブログ』「靴バカ一代・パリ編

7月にパリ旅行で靴をたくさん買われた方のお話。偶然見つけたTANINO CRISCIが閉店セール中。間もなく廃業で銀座店も近々閉店とのことっておっしゃいますけどほんとなんですか

この研究ブログを書くにあたって実験材料の靴の状態が悪くて体調を崩しがちでした。一旦休もうかとも考えていましたがそういうことではうかうかしてられないですもう買えなくなってしまうかもしれません

P8190002
銀座店に行ってみるとなるほど品薄な様子になっています。廃業について尋ねると…

イタリアのTANINO CRISCI社の工場が閉鎖されていて商品が入荷していない。その理由も再開のめどもわからない。とりあえず在庫の商品を販売しているが今後の営業の予定についても何も知らない。とにかく販売員には何の情報も知らされていないとのこと。

どういうことなのでしょうか

欲しい靴が売り切れのため別の店へ。http://www.italiano.jp/
靴を選んでもらいながら店長さんから詳しくお話を聞くことができました。ちょっとうろ覚えのところもありますがおおよそのところをまとめてみました

廃業について
●TANINO CRISCI が廃業するという話は聞いたことがない
●冬物のブーツを注文してあり入荷待ち
●閉店は輸入販売会社の都合ではないか

問題はなさそうですが悪材料もあります
経営上の問題
●靴製造は重労働であり若者の意識の変化で人材不足
●人件費が高騰
●差別化の要”HAND MADE ITALY"規格を守るため合理化ができない
●一般的に高級ブランドは世界的な不況により経営悪化
●巨大資本による異業種複合企業連合みたいなものが常識でM&Aが日常茶飯事
●職人気質の会社なのでこのご時世それなりのトラブルもあるだろう

優れた点
●ブランドのネームバリューを悪用しない良心的なビジネススタイル
●後継者のエミリア・クリスチーさんは現社長の娘で経営学の高い学位を持っている
●職人気質のお父さんを助けて経営の実務面を担当している
●エミリアさんはTANINO CRISCI社の一族であることは告げずにGUCCIで働いていた
●才能を発揮して30代にして重役になっていた
●イギリスのチャールズ皇太子は実はイギリスの靴が嫌いでタニノクリスチーとシルバノラッタンジを愛用しているらしい
●この店で日本で最初にTANINO CRISCIを扱ったが他の大手の企業が取引するようになっても義理堅く関係を続けている
(国内産業の保護のための関税制度があって難しい問題もあるようです)
●金儲けよりも心意気みたいなものを大切にしているらしい
●ヨーロッパの老舗靴メーカーの倒産はこれまでにもいくつかの例があるが人気ブランドであればたいてい再建されている。もしタニノ・クリスチーに何かあっても消えてしまうことはないのでは。

こんなお話しでした。長年の取引先に何の説明もなくやめるような方ではなさそうです。

検索していて見つけたシャイナーKENさんのブログに紹介されていたような精神も受け継がれているでしょう

あせって買うこともないかなと思いましたが体質改善効果を考えると余裕が出るまで待っているうちに失うものの方が大きいだろうと判断しました

現実問題としてTANINO CRISCI社が廃業という話が出て来るのはそれなりの事情もありそうです。パリの店の閉店についてはフランスのファッション業界の影響力は大きいそうですから大変かもしれません。いろいろと大変だと思いますがとにかく平和的に解決してほしいなあと思います

9月14日追記
やはり富豪記者さんのお書きになっている通りでした。申し訳ありませんでした。
この点について記事を追加しました。思っていたよりも厳しい状況のようです。特に労使関係が…。取引先に説明がないのは倒産に対する文化の違いのためでしょうか。
(参考サイト:ウィキペディア


2012年10月4日追記
経営状態について新たにわかったことがありますので記事を追加しました。
こちらへどうぞ


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