twitterで知り合った靴愛好家の櫻さんが先月の下旬にイタリアを旅行なさった時のことです。
 
「櫻‏@~フィレンツェにもローマにもタニノクリスティはなかった・・・・・・・

とのことでした。
 
去年の記事でイタリアの新聞社のサイトをたまたま検索していて見つけその中にTANINO CRISCIの店が出店準備中で近日開店みたいなことが書いてありました。でもそう簡単にはいかないようです。


Google+に公式ページとして2012年5月15日に開設されたものがあります。元の公式サイトのURLのwww.taninocrisci.comもここに転送されます。

【2013年11月追記】
5月15日の投稿に対するコメントへの返信で経営状態についての説明が書かれています。

内容について機械翻訳を参考にして解読してみると…

Gaetano Crisci 2013/10/07

(内輪の話だが)それは少し長く悲しい話だ。

ブランド名は 2007年にオリジナルのTCが多角経営の韓国企業に買収されたときに誕生した新TCの会社の債務不履行により失われた。

 
高級手作り靴の生産の知識はほとんど全て元の会社と新会社の両方で長年働いた家族や古参の職人たちの手の中にのみある。

 
TC社は主に以下のの理由のため売却された。

TCは可能な最高の製品を目指して非常に大きな生産コストでイタリアで全工程を製造していた。

イタリアの課税はクレイジーでイタリアの国内産業を促進せず結果として海外生産に変更する選択につながる。

いくつかのイタリアの会社は規制の穴を利用して生産完了だけをイタリアで行いイタリア製として表示している。我々はその方法を採りたくなかった。

TCは長年にわたり収入を最大化するための販売網を自社で持たなかった。

高級品生産の重い費用を許してきた。」

なんかよく分からないけれどこんなカンジですかね…


タニノ・クリスチの破綻について企業経営の問題としてとらえるのもなんか違うかなあと思います。騎士道精神に基づいて
「生きるか死ぬかの問題ではない。名誉の問題である」
そんな風に考えたいです。