2014年1月11日追記
新しい発見がありましたので別ブログで記事を書きました。
こちらです。



この記事は疑問が残りますのでTANINO CRISCIの靴の形について別ブログの「TANINO CRISCI実験記録」で研究を続行中です。




先ほどの記事の発見をもとに靴の調整を行いました。

P7280003のコピー-3以前から気になっているつま先が内側にずれている靴についてです。サイズを間違えた上にこのような中心線なので小指が痛かったです。今はのびて当たらなくなっていますがカッコ悪いです。本来何か機能的な理由があるはずです。




P9020003-2調整後はこのようなラインになりました。だいぶまともな姿になったような…

つま先のずれ具合も少なくなっています。

履き方の問題みたいです。


しかしやはり何かほかの靴とは違うカンジです。

いろいろな靴を観察してみて分かったのですがどんな靴でもたいてい甲の中心線は足の外側に向かっていてそれに対してつま先は内側にずれています。足の骨の構造に合わせると必然的にそうなるのです。
P9020001-2
つま先が内側にずれて見えるかどうかはかかとの頂点の位置の問題でした。

どちらのパターンでも底面の形は同じですのでアキレス腱の当るところの問題です。足の裏のかかとの末端とアキレス腱の位置が同じか違うかということです。



TRACYサンダルで見るとわかりやすいですね。カタログからお借りしました。

これは要するに垂直方向に足がまっすぐか曲がっているかということです。こういった靴はガニ股にならないように膝をそろえてビシッと立つようにできているわけです。私の場合そういう姿勢ができないので靴が変形してしまったのです。

先ほどの記事でも確認したように膝をまっすぐに伸ばすというよりも脚部を内側にひねることによって膝がそろってきます。そのような力の入れ方に合わせて作られた靴の形だと思います。見た目がお行儀が良くてかっこいいというだけではなく膝の関節への負担を減らせるので心掛けたいことです。

過去記事でこの点について間違っていたものがあります。お詫びして訂正いたします。

スキャン0002スキャン0002-2突然ですがグラビアアイドルの山本 梓さんです。透けすけ~ そういうことではなくて研究資料です。

足と靴がずれていてヘンです


記事の始めの方で甲の部分の中心線の事を書きました。どんな靴でもと言いましたが大雑把な木型ですと甲の部分の中心線がはっきりしません。その場合こうなってしまうのかもしれません。

脚がまっすぐできれいなのでもっとちゃんとした靴を履いた方がいいのでは?

すいません よくわからないので話がずれてしまいました。木型の中心線の設定はとても難しい問題だと思います