これまでは記事を書くにあたって自分の靴とカタログやネット上の写真画像をもとに靴の形について考えてきました。しかしそれだけでは判断できない問題も多いためお店で現物を見て観察させてもらうことにしました。

残念ながら棚に並んでいる商品を見るだけでは詳しくはわかりませんでした。かといっていじくりまわすわけにもいきません。また思ったよりもいろいろな形のものがあってよくわからなくなってしまいました。

発展的な発見はありませんでした。しかしTANINO CRISCI の特徴としてこのブログで取り上げた形について私の考え違いだった点に気付きました。

この前の記事でも書きましたがTANINO CRISCI のポイントは靴の外側への傾きであり中心線の設定もその影響を受けていると考えてきました。
P7280003のコピー-3P7280002











この点に注目して靴を観察しました。わかったことは
1.中心線をずらした靴は売っていなかった(男物)
2.婦人靴には少しあった
3.かかとの傾きの設定法はいろいろある
4.中心線とかかとの外傾に直接の因果関係はなさそうだ 

P3090001-2全ての靴に共通しているのは前の方はこのように外側に傾いている点です。足を外側に傾ける動きに対応していることは正しそうです ところがほかの部分のセッティングは靴によって様々です。

taninocrisci-773t-bl-01このような靴もありました。
●店長さんのデザイン画をもとに社長さん自ら製造にあたったイタリヤーノオリジナルシューズ(限定品)

社長の自筆サイン入りです。一般のモデルでも店の注文に応じた木型で作るそうです。

私の考えていた設計理論では説明できない形の靴も多くありました。多品種少量の受注生産体制で作られていて想像をはるかに超えるバリエーションが存在すると思われます。

このことから足を外に傾ける現象と靴の機能の問題については何か見落としていることがあることがわかりました。お詫びして訂正いたします。今後の研究テーマとして取り組んでいきます。

上記の靴について新発見がありました。仮説の段階なので別ブログの実験記録に記事を書きました。
こちらです