4年ほど前に靴の作り方を勉強した時のことです

l-tanino-insole3TANINO CRISCIの特徴として左右で靴の中底の形が違う点が気になっていました。この真似をして作ってみたのですが意外と難しくて木型全体で考えるとどこをどう変えるといいのかよくわかりませんでした

あーでもないこーでもないといろんなことをやっていて気付いたのはこのことによって右足と左足とに違った回転運動がおこることです

ほんとのことはよくわかりませんが多分人間の体の構造に即した合理的な設計がなされているのだろうなとか考えました。

ここで難しいのがアーチのラインでした。始めは上から見た底面の形を右足と左足とで対称に作っていました。ところが片方だけ底面の形を変えたところ土踏まずを支えるアーチの盛り上がり具合が合わなくなってしまうのでした。なんでだー
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よく考えてみると上から見たときの靴の形の変化はつま先だけではなくかかとの方にも影響を与えるようです。ということは靴と土踏まずの接するラインの角度が変わってしまうということになります。

靴の形というと上からの視点で横方向のカーブに目が行きがちです。ところがくびれた部分は縦方向の盛り上がりの要素も多く含んでいます。横のラインが変わると縦方向の角度も変化して土踏まずと合わなくなるのです。

このことによって上から見た靴の形と横から見た靴の起伏とが常に連動して変化することがわかりました。足に合わない靴の形をちょっと変えてもあまりうまく行かないのは縦方向にかかる力の影響を考えていないからだと思います。

どんな形がよいのか考えてもわからないので自分の足の形に合わせて木型のアーチの起伏を調整することにしました。ところが足のアーチのバランスがよくなかったので足に合わせることで履きにくい形の靴になってしまいました

その時は自分の足に問題があるとは考えていませんでした。技術的な問題であろうと思って初心者には処理できないこととしてあきらめてしまいました。このブログを始めてから木型の調整がうまくできなかったことを反省して改めて観察してみました。そして自分の足の問題点を発見するきっかけとなりました。

足の調整については別ブログで研究中です。
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