現在研究しているように靴の形について考えるという発想がなかった頃のことです。TANINO CRISCI購入にあたって試着の時には問題ないのに履いているうちに合わなくなってくる現象に苦しみ結局はあきらめることにしました

とりあえず壊れるまで履いちゃえということで完全な普段使いとして作業靴のような使い方もしました。ウイングチップなのでカジュアルな服装にも合いますし使いやすかったです。

家の修理が好きなので大工仕事をするときも履きましたが意外と実用的でした。特に脚立に乗った時の安定感が抜群で作業がはかどりました。壊れるまでと思っていましたがその前に足になじんできました

すり減った底の修理もしなかったのですがそのために足の裏の起伏に合ってきたみたいです。そこで別の靴には靴底を削って足に合わせて加工するという処置を施してみました。割とうまく行ったと思ったのですが靴の構造がよくわからなかったため甲革の縫い代も削り取ってしまい口が開いてしまいました。

この方法でけっこう履きやすくなりました。そこでTANINO CRISCIを新たにもう1足購入して壊れないように加工する方法を考えて実行してみたのですが全然ダメでした。いろいろと工夫して調整しているうちに結局壊れてしまいました。でもそれほどひどくないので貼り付けて使うことはできましたが…

他のメーカーのものにも同様の加工を施してみました。しかし形の変化に対する対応能力が低いのでうまく行きませんでした。TANINO CRISCIの優れた特性を知った出来事でした。

そんな時知り合いの人からオーダーシューズの店を紹介され相談に行ってみました。するとその会社では靴作り教室を開催していて受講することをすすめられました。私の場合は自分で靴を加工して調整したり修理したりしていたのでその方がよさそうだと思われたみたいです。

時間の余裕がなくて見合わせていましたが経営していた店を廃業したので通うことにしました。結局はうまくできませんでしたが得るものも大きかったです。TANINO CRISCIの機能を解明する流れに乗るきっかけにもなりました

また靴の悩みの最大の原因がサイズが合っていないという非常に単純なことだとわかりました。単純ではありますが意外と難しいです。この点については研究続行中です