今から4年ほど前に靴作りを勉強した時のことです。

タニノクリスチーの履き方が難しいので何とかならないか?靴を作ってみると何かわかるかもしれないと考えました。
P7280003のコピー-3
たまたまこういうカンジの中心線の靴を履いていました。これがタニノクリスチーの特徴だと思い込んでいたのでこの真似をして作ることにしました。

sole2



教材として与えられたのがこのような底面の木型でした。


底面ゲージ1
そこでこのように修正することになりました。いざ作業を始めると考えていたよりも大がかりな変更で非常に手間がかかりました。




P1210003木型の修正が一応出来上がって仮靴を作りました。履いてみるとひもを通す羽の部分が左右で段違いになってしまいます。型紙を修正して合わせたけれどねじれる感覚はよくなりません。

残念ながら木型の写真は撮っていませんでした。ちょっとわかりにくいですが別のものの画像で説明します。
ora10ue-2
指の部分を中心にラインを修正したのですがかかとから甲の部分の向きと合わなくなってしまったのでした。




そこでタニノクリスチーの靴をよく観察してみるとつま先が内側に向いているというよりはかかとが内側にずれているみたいです比較-2

この部分を付け足して形を変えるのは難しかったです。

いろいろと試行錯誤しながら調整していくうちにこのラインがうまくできると腰の骨がいいカンジにのびて気持ちいいことがわかりました。

それまでは靴が曲がっているのは履きにくいのにどういうわけだろうと疑問に感じていました。しかし何らかの機能的な意味を持つのだろうなということがわかってきました。

ベースとなる木型が違い過ぎてタニノクリスチーのような履き心地にはなりませんでしたが靴の観察力は高まったと思います。