TANINO CRISCIについて検索中にこんな記事を見つけました。
64292232_v1310623518フィレンツェの商品展示会で買ってきたタニノクリスチーだそうです。いいなあ~



ところで私の研究はタニノクリスチーの靴の特徴として中心線が内側にカーブしている点を取り上げてその意味を考えることが大きなテーマになっています。しかしこのようにまっすぐな靴もあるので考え直さなければいけません

s-スキャン0018イタリア版と日本版の違いかなと思い手元のカタログを見直したところまっすぐの靴もありました。








たまたま自分の買った靴が内側にカーブしていたのでそう思い込んでしまったのだと言い訳しようと思って自分の靴をチェックしてみると
utiburi
(変形が激しくてわかりにくいので少し修正してあります)
よく見てみると真ん中の靴はけっこうまっすぐなラインでしたつま先に注目してみるとわかりやすいです。

さっそく履き比べて実験をと行きたいところですがこの靴は壊れてしまったので分解してしまいました。もう履けないのです

そういうわけで研究材料にもなっていなかったため中心線の設定のバリエーションを見逃していました カタログをよく見るとこんなのも出ていました。
tyusin
左の白い靴はわりとまっすぐですが右の方はつま先の内側にずれている度合いがもう少し大きいです。







TRACYこんな感じにぐぐっと内側にカーブしている靴はあまりほかのメーカーにはないので強く印象に残りこれがタニノクリスチーのすべてだと思い込んでしまっていたのでした。

要するにいろいろな設定のものがあるということで自分の認識に偏りがあることに気付きました。


つま先が内側に向いている問題について記事を追加しました こちらです

しかしこのカン違いでよいこともありました。足に合わない靴を選んでしまっただけの話かもしれませんがこのような内側にカーブした靴を履くにはどうすればうまく行くのかと考えた結果自分の足の問題点に気付くことができました。そして改善法も発見することができて靴の悩みの解決に結びつきましたそのことについては別ブログの実験記録で取り上げていますのでよかったら覧ください。

中心線の様子がわかるアングルのものをイタリアの公式サイトでも探してみました。このようなものが見つかりました。

Bernyこれは左足はまっすぐですが右足は内側にカーブしています。甲の立ち上がりの具合が左右で違っているのも特徴ですね。底の傾けかたも微妙な設定です。


Eagle

これはゴルフシューズのようです。かかとは外側に振れているみたいです。



Fritziosoこの靴は中心線がまっすぐです。しかもこれまで考えていたタニノクリスチーの特徴の
●指の部分が薄い
●つま先が上がっていない
についてもあてはまりません

目的や用途に応じていろいろな設定がなされているようです。それにいろいろな足の人がいるでしょうしね。これまで考えていたタニノクリスチーの形の特徴は数多いバリエーションの中でも他のメーカーにはない独特なものといった感じでしょうか。

ごく一部分だけを取り上げて一般論を語ろうとしていた姿勢は大きな間違いでした。実に多彩なタニノクリスチーのラインナップの真の目的は何なのか?作り手の意図するところというよりも受け取る側がそこに何を見出すことができるかという問題かもしれません。

研究のための材料は限られていますが考えることのメリットは大きいのでできる限り続けたいです。これからは確実にわかっていることを中心に記事を展開していくことにします。

この問題について別ブログに記事を追加しました。
こちらです